2017年10月02日

臨床美術

昨年、今年初めと、


東京や京都に通って勉強していた、臨床美術。


今後、こちらの方もやっていきたいと思っています。


臨床美術とは


長年アートセラピーをやってきて、思ったことは、


セラピーを受けてみよう、その中でアートを選ぼう、


という方は非常に少ない、ということ。


やっぱり、まだまだ、


絵が苦手、という意識が強い方が多いのだなぁと思いました。




カラーは色を選ぶだけで、比較的取り入れやすいので、


ここ数年で広まっていったのだと思いますが、



アートはなかなか。




私がこれまで勉強してきたアートセラピーは、絵で分析するものではない、といいつつも、


絵を見て感じたことをクライアントさんにお伝えして、クライアントさんが気づきを得ることを手助けするというものなので、


心理的なアプローチというのが強かったのですが、






臨床美術は、


特定の手法を使うことによって、脳を活性化することに特化しているので、


アートというツールを使って、運動をするようなイメージです。


うまく描こうとする必要もなく、




自然に集中できるプログラムが組まれていて、ゲームのような感覚で取り組め、


集中力が増したり、発想力の柔軟性を実感し、画一的思考から解放される、


部分ではなく全体をみる、感じることでバランス力がつく、


五感からの刺激により、感性が洗練される、


などといった体験された方からの感想もあったりするのです。



分析されることもないので、気にせず自由に描くことができます。




高齢者施設や病院を始め、学校や、企業の研修などにも活用されています。



取り入れてみたい方、体験してみたい方は、お問い合わせください!









※「臨床美術」及び「臨床美術士」は、株式会社芸術造形研究所の登録商標です。