2020年05月26日

線は、僕を描く

オンラインの水墨画教室で、



「線は、僕を描く」



の存在を知りました。



線は、僕を描く







2020年本屋大賞の3位に選ばれた作品です。




長い間小説を読んでいなかったのですが、



水墨画のことがテーマだと知り、読んでみました。



主人公が水墨画と出会い、惹き込まれ、生きるエネルギーを取り戻していく・・・



水墨画では、誰もが最初に練習する「蘭」を描く様子が、


とても美しい描写でかかれていました。




本のレビューでは、水墨画を知らなくても物語に吸い込まれた、


というものが多くありましたが、




やっている私にとっては、


そうそう!本当にそう!


みたいな感じで読みすすんでいきました。





そういえば、私も、小さいころから描いていたのに、そのころは興味はなく、



改めて水墨画の魅力に気づいたのは、たぶん、人生の第二どん底期だったなぁ、と思い、




「水墨は、墨の濃淡、潤滑、肥痩、階調でもって森羅万象を描き出そうという試み。」


「水墨画は自然に心を重ねていく絵画だ。」



というところで、



うぉー!!っというか、ゾーっ!!というか、震え上がるものがありました。



だから私は描いているのだ、と。






いろいろなものに出会いながら生きて、それがどんどんと繋がって、人生は面白いな。




この本に出会えたのも、またご縁なわけで、



それで、面白そうかも?と読まれた方も、また繋がっているような気がします。











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