2018年03月11日
シンプルに
先日の祖父の葬儀には、
市長をはじめ、代議士夫妻、県会議員夫妻、市議会議長、副市長、教育長・・・
と錚々たる方々にご参列いただき、
叙勲のメダルをかけ、胸をはっている遺影の祖父には、有終の美を飾れたのではないかと思います。
先に他界した祖母も、私が首相官邸を表敬訪問した時の、安倍総理とのツーショット写真を持ち歩いているほど、
やはりそういった勲章的なものを大切にする人でした。
そんな祖父母の影響を受け、私も小さい頃から、習字や絵画や作文で、賞を取ったら見せて褒めてもらう、
賞をとることこそ、自分を認めてもらえる方法、
というような気持で育ったのかも、と思います。
そんな祖父には、90歳ぐらいの弟がおりまして、
先日の葬儀にも元気に参列していました。
そして、会食の席で、「兄弟7人で、ワシだけ、癌になってない!」と自慢?していました。
そのおじさんは、
専業農家で、
農作物だけでなく、肉類も、育ててさばくことができて、
ほぼ自給自足の生活を送っています。
暴れん坊の1歳の甥が、初めて会うおじさんの膝におとなしく座って、お経を聴いていた、という逸話もあり、
きっと愛情あふれる人なんだろうな、と思っておりました。
先日、祖父がお世話になっていた施設から遺品の返却があり、その中に、
そのおじさんが、アニキに聞かせてやってくれ、と言って持っていった、
段ボール箱に大量のCDがあったそうです。
それも、主治医の先生に渡しといて、と頼んだそうです。
普通は、偉い先生に渡して失礼かな、
とか、
大量のCDを聞かせてとかいうと、施設の方にご迷惑なんじゃなかろうか、とか
いろいろ気をもんでしまうと思うのですが、
シンプルに、聞かせたいから渡す。
シンプルです。
生きていかねばならないから、作物をそだて、生き物を食べる、
そこに困っている人があれば、手を貸す。
自分の名声のためでもなく、いいように思われたいのでもなく。
痩せたいとか、健康になりたいとか思ってオーガニックに走るのではなく、
必要な分だけ、取り入れる。
それが、癌にならなかった秘訣なんだろうかと思いました。
地位や名声のために、社会貢献している人ばかりではないし、
そういったものも、墓場に行くと消えるものでもなく、おじいちゃんは立派な人だったんだよ、と
後世に残っていくものかもしれないし、否定もしないけれど、
今は、そのおじさんの、とてもシンプルな生き方に惹かれます。
社会に役立つことをせねば、
人に良い人と思われたい、
そんな思いもこれまではあったのだけれど、
ここ最近は、
そんなツキもののような感じがスッと取れて、
今日来てくれたお客様が、本当に満足して喜んでくれればそれでいい、
と思えるようになりました。
そして、これまでより、心が楽に過ごせています。
今日すべきこと、一つひとつを大事にしていきたい、
そう思います。
市長をはじめ、代議士夫妻、県会議員夫妻、市議会議長、副市長、教育長・・・
と錚々たる方々にご参列いただき、
叙勲のメダルをかけ、胸をはっている遺影の祖父には、有終の美を飾れたのではないかと思います。
先に他界した祖母も、私が首相官邸を表敬訪問した時の、安倍総理とのツーショット写真を持ち歩いているほど、
やはりそういった勲章的なものを大切にする人でした。
そんな祖父母の影響を受け、私も小さい頃から、習字や絵画や作文で、賞を取ったら見せて褒めてもらう、
賞をとることこそ、自分を認めてもらえる方法、
というような気持で育ったのかも、と思います。
そんな祖父には、90歳ぐらいの弟がおりまして、
先日の葬儀にも元気に参列していました。
そして、会食の席で、「兄弟7人で、ワシだけ、癌になってない!」と自慢?していました。
そのおじさんは、
専業農家で、
農作物だけでなく、肉類も、育ててさばくことができて、
ほぼ自給自足の生活を送っています。
暴れん坊の1歳の甥が、初めて会うおじさんの膝におとなしく座って、お経を聴いていた、という逸話もあり、
きっと愛情あふれる人なんだろうな、と思っておりました。
先日、祖父がお世話になっていた施設から遺品の返却があり、その中に、
そのおじさんが、アニキに聞かせてやってくれ、と言って持っていった、
段ボール箱に大量のCDがあったそうです。
それも、主治医の先生に渡しといて、と頼んだそうです。
普通は、偉い先生に渡して失礼かな、
とか、
大量のCDを聞かせてとかいうと、施設の方にご迷惑なんじゃなかろうか、とか
いろいろ気をもんでしまうと思うのですが、
シンプルに、聞かせたいから渡す。
シンプルです。
生きていかねばならないから、作物をそだて、生き物を食べる、
そこに困っている人があれば、手を貸す。
自分の名声のためでもなく、いいように思われたいのでもなく。
痩せたいとか、健康になりたいとか思ってオーガニックに走るのではなく、
必要な分だけ、取り入れる。
それが、癌にならなかった秘訣なんだろうかと思いました。
地位や名声のために、社会貢献している人ばかりではないし、
そういったものも、墓場に行くと消えるものでもなく、おじいちゃんは立派な人だったんだよ、と
後世に残っていくものかもしれないし、否定もしないけれど、
今は、そのおじさんの、とてもシンプルな生き方に惹かれます。
社会に役立つことをせねば、
人に良い人と思われたい、
そんな思いもこれまではあったのだけれど、
ここ最近は、
そんなツキもののような感じがスッと取れて、
今日来てくれたお客様が、本当に満足して喜んでくれればそれでいい、
と思えるようになりました。
そして、これまでより、心が楽に過ごせています。
今日すべきこと、一つひとつを大事にしていきたい、
そう思います。
Posted by ayumi at 22:42│Comments(0)
│ひとりごと
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