2014年10月26日

カラーに狂って~回転寿司の皿の色~

新聞のエッセイ「カラーに恋して」の連載が終了したので、



終わったことを父に報告すると、少し寂しそうに「終わったのか・・・」と言いました。そんな父をみた母が、



「次は『カラーに狂って』でも書いて、勝手に新聞社に送りつけてみたら?」と提案してくれました(笑)



送りつけはしないとしても、書く事は勉強にもなるので、思いついたときに、綴ってみようかと思います。



新聞では書けない、ちょっとマニアックな話・・・はココでも書けないのですが。






題 「回る回るよ、寿司皿は回る」




子供の頃から、家族で外食といえば、お寿司だった。


といっても回る寿司である。


両親も若く、食欲旺盛の祖父母と育ち盛りの子供三人を連れ、


計7人のお腹を満足させるためには、仕方がなかっただろう。




いつの日かメニューに「時価」とかかれたお店のカウンターに腰掛け、


「大将、おまかせで!」と気軽に声をかけたいと思っていたが、未だ回る寿司に通っている。





今は、メニューを見て食べたいネタをコンピューターパネルの中から選び、


ボタンを押すと自動で注文されるというシステムが主流のようだが、


昔は、値段表はあるものの、お皿の「色」で値段が安いか高いかを見極めていた。




子供心に金縁の入ったゴージャス感のあるものは高いのだろうと、気兼ねしながら選び、


その皿ばかりが積みあがると、こっそり妹の皿の上に乗せ変えていた。





金色は高級感を表し、黒は重厚感があり高そうなイメージを持たせる。


そして紫色も昔、染料が貴重だったため、身分の高い物だけが身に着けていたということで、


高貴さをあらわす色である。



反対に、黄色は軽さを表し、安さを象徴する。


緑も、普通さや安心感を与え、高いイメージは感じさせない。




このような色の効果的な使い方は、広告やパッケージデザイン等にも多く活用されている。



そんな例を入れ込みながら、色彩心理について話した講演会の後に、



聴講された方から面白い質問があった。



「うちの近くの回転寿司は、全く反対なんです。意図してやっているのでしょうか?」と。



聞けば黄色が高く、黒や金の皿が安いということだ。


ちゃんと値段を見ずイメージで頼むと値段を間違え、いつも違和感を持っていたのだそうだ。




大型チェーン店ではなく、田舎の小さな回転寿司屋、客を惑わす戦略なのだろうか。



大将に会って話を聞いてみたくなった。
 







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